ご無沙汰してしまいましたm(_ _)m
皆さま
こんなご時世ですがいかがお過ごしですか!?
(緊急な事態の宣言が出されたりしていますのは皆様ご存知の通りなので「こんな」にまとめました。)
私は家族共々元気に過ごしています。
ですがアラフィフを実感することもありました。
今年に入り、遠近両用メガネデビューしました!まだ歪みに慣れないので家でしか掛けていませんが、そのうち外出時でも掛けたままになるのかな?
これからじわじわとでもupしていきたいと思っていますのでよろしくです!
1月だチュ〜
気がついたら半年以上放置してしまいました。ボチボチ更新していきたいと思っていますので今年も気長にお付き合いください。
昨年12月に『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ザックス役を歌わせて頂きました。甲府のきいてけしアンサンブルから声を掛けて頂いて、普通体験できない役を思いがけず歌わせて頂きました。
ハンス・ザックスという役は本当に大役で、特別に高い声はないのですがとにかく上演時間だけで4時間半かかるこの楽劇のほとんど舞台上にいて後半ほど歌いっぱなし。昨年の後半半分はザックスの準備を中心にしましたが、歌い終わってから年末はほぼ廃人状態でした。やはり歌うってことは生命力なんですね。
リーゼント
YouTubeではケープのハードスプレー。しっかり固まるけど水で溶ける。前のブログでロスってる場合じゃないとか言ったけど、ちょっとだけ。
人生初リーゼント!
を今回の舞台で挑戦しました。
ゲネプロ初日だったかその前だったか、衣装が固まってきた頃に岩田さんから「それで頭チャボみたいにして」と言われ、リーゼントから前髪チャボを最終目標にネットで調べるも、リーゼントまでしか出てこない。リーゼントは正しくは横の髪の毛をビチッと後ろ(上)に流して固めることらしい…とか勉強しながらYouTubeで作り方を幾つか見、今回は整髪料にポマードを使わずスプレー缶だけで行く作戦を採用。
最終ゲネプロでは男性化粧品のスーパーハードスプレーでやってみるもすぐにガチガチに固まってしまい、整える暇なく残念な結果に。
YouTubeではケープ スーパーハードを使っていた。男性化粧品よりはマイルド、しっかり固まるけど整える時間的猶予があり、水で溶けるのでやり直しがきく。
スターパインズカフェに早めに入り、お昼を食べたりコーヒーを飲んでひとしきりリラックスしたらリーゼントタイム ♪
まず髪をしっかり濡らし、ドライヤーと櫛で逆立てるようにしっかり髪を乾かす。横の髪の毛にケープを吹きかけ、ドライヤーと櫛を駆使して後ろ上に引き上げるようにビッチリ固める。この作業が重要で何度も繰り返し、時には手で押さえつけながらドライヤーで固めていく。ここが上手くいくと上、後ろの毛はふんわりまとめやすくなる。軽くケープを吹きながらまとめていくが私の毛はゆるいウェーブしかなく先だけ曲がってくれないのでドライヤーと櫛で丸くクセをつけ、また前髪もクセをつけてなんとかまとめて、仕上げに男性化粧品スーパーハードスプレーでガッチリ固める。
毎日30分以上かけて作っていました。うわー時間かかるわーってぼやいていたら岩田さん曰く「だから不良は早起きなんだよ!」…納得。基本ズボラで寝坊の私には無理だったな〜と、不良さんを尊敬してしまいました。
今回はリーゼント、時にはカールをかけたり衣装を着たり色々なことをしますが、外見から自分の役が仕上げられる感覚と、逆に自分の余分なところが削り落とされるような感覚が共存し、なんとも言えない瞬間です。
今後リーゼントを自分で作ることがあるかどうか想像もつきませんが、もしもの時の忘備録になるかな。
来年はどんな格好をさせてもらえるのか…終わって早々、今から密かに楽しみです。
『愛妙』ロスなんて言ってられない!
ミャゴラトーリ『愛の妙薬』終演からはや数日。FBを観ると沢山の思い出深い写真が、数日前までに自分を引き戻してくれるような錯覚に陥ります。
今回、春先の肋骨の骨折が完治しないうちからの稽古開始で、どうしてもそちらと相談しながらの稽古になってしまい、無意識のうちにどこかでストップをかけてしまう。何が何でもテンションは下げないようにしていたつもりだったが、写真を見るとそんな様子が目につく。
肋骨が気にならなくなると、セーブしていた分落ちた体力が問題になった。ランニングマンで息が切れて歌えなくなる。コルセットを外して歌うと、コルセットに頼った発声になっていたことに気付いたがそんなことは御構い無しにスターパインズカフェに入る日となった。
このライブハウスは終演後に出演者価格でビールを飲める。初日は途中からビールが待ってるぞと自分を奮い立たせた。終演客出し後真っ先に着替えたせいで集合写真に入りそびれたがビールは美味しかった。
ビール以外も出演者価格で飲めること、カレーが美味いことも2年目にして初めて知った。絶品だった。
…すごい舞台だった!今年もなんとか参加できて無事楽日までできたこと、とにかく皆々様に感謝しかありません。
きっと首藤さんは残務処理に追われ、他のみんなもロスを感じながら次の現場に向かっていることでしょう。私も日替わりで色々な稽古に…そうだった。ロスってる場合じゃないのです。
これから8月4日の交野でのコンサートまで突っ走らないといかんのです。ここにもいくつも宣伝打ちますが嫌がらず読んでね。
とにかく、『愛妙』ロスなんて言ってられない!
『愛の妙薬』
昨日ミャゴラトーリ小劇場演劇的オペラ『愛の妙薬』が幕を開けました。小劇場演劇劇オペラに私は第2回の『カヴァレリア・ルスティカーナ』から続けて合唱や一声役で出演させていただく幸運に恵まれていますが、私にとってこの現場はたまらなく面白い。今回も『愛の妙薬』とキャスト・アンサンブル、吉祥寺スターパインズカフェを合わせるとどんな化学変化を起こすか…初日お客様は大変喜んで下さりました。今日も新たな化学変化を起こすことでしょう。
『愛の妙薬』といえば昨年9月、ハーモニーホール座間での公演に出演しましたが、こちらはインチキ薬売りドゥルカマーラの従者役で、アルレッキーノの格好をしてコロンビーナとタッグを組んで村人に薬を売りまくる役、本番は動きまくりでほとんど歌えませんでしたが、村人をハッピーにする役はなかなかやり甲斐のあるものでした。
どちらの公演も根幹の「愛」を鷲掴みにして離さない、観たお客様が前を向ける公演になり、出演させてくださった皆様に感謝しています!
関東地方が梅雨に入ったようですね。雨も化学変化の要素の一つになります。雨に負けずに今日もたくさんのお客様の前で演じられるのが楽しみです。