リーゼント
YouTubeではケープのハードスプレー。しっかり固まるけど水で溶ける。前のブログでロスってる場合じゃないとか言ったけど、ちょっとだけ。
人生初リーゼント!
を今回の舞台で挑戦しました。
ゲネプロ初日だったかその前だったか、衣装が固まってきた頃に岩田さんから「それで頭チャボみたいにして」と言われ、リーゼントから前髪チャボを最終目標にネットで調べるも、リーゼントまでしか出てこない。リーゼントは正しくは横の髪の毛をビチッと後ろ(上)に流して固めることらしい…とか勉強しながらYouTubeで作り方を幾つか見、今回は整髪料にポマードを使わずスプレー缶だけで行く作戦を採用。
最終ゲネプロでは男性化粧品のスーパーハードスプレーでやってみるもすぐにガチガチに固まってしまい、整える暇なく残念な結果に。
YouTubeではケープ スーパーハードを使っていた。男性化粧品よりはマイルド、しっかり固まるけど整える時間的猶予があり、水で溶けるのでやり直しがきく。
スターパインズカフェに早めに入り、お昼を食べたりコーヒーを飲んでひとしきりリラックスしたらリーゼントタイム ♪
まず髪をしっかり濡らし、ドライヤーと櫛で逆立てるようにしっかり髪を乾かす。横の髪の毛にケープを吹きかけ、ドライヤーと櫛を駆使して後ろ上に引き上げるようにビッチリ固める。この作業が重要で何度も繰り返し、時には手で押さえつけながらドライヤーで固めていく。ここが上手くいくと上、後ろの毛はふんわりまとめやすくなる。軽くケープを吹きながらまとめていくが私の毛はゆるいウェーブしかなく先だけ曲がってくれないのでドライヤーと櫛で丸くクセをつけ、また前髪もクセをつけてなんとかまとめて、仕上げに男性化粧品スーパーハードスプレーでガッチリ固める。
毎日30分以上かけて作っていました。うわー時間かかるわーってぼやいていたら岩田さん曰く「だから不良は早起きなんだよ!」…納得。基本ズボラで寝坊の私には無理だったな〜と、不良さんを尊敬してしまいました。
今回はリーゼント、時にはカールをかけたり衣装を着たり色々なことをしますが、外見から自分の役が仕上げられる感覚と、逆に自分の余分なところが削り落とされるような感覚が共存し、なんとも言えない瞬間です。
今後リーゼントを自分で作ることがあるかどうか想像もつきませんが、もしもの時の忘備録になるかな。
来年はどんな格好をさせてもらえるのか…終わって早々、今から密かに楽しみです。