星田裕治の徒然ブログ

東京都在住、亥年生まれのおっさんです。バリトンのオペラ歌手やってます。日々徒然、時に出演情報。

ハートフルコンサートvol.3 〜母の日に寄せて〜

今日はしっとり雨。ここ数年、降るときは土砂降りってイメージがあって、こうしっとりしたやさしい雨はホッとします。ゆっくりコーヒーでも飲みたくなります。

 

こどもの日の「石塚組」公演の後…こちらもチケット絶賛発売中ですよ!ご連絡お待ちしております!…5/12(日)に交野でコンサートにゲスト出演することになりました!

母の日に寄せてのコンサートなので、あまりドロドロしたバリトンっぽい曲は歌いません。今のところ

シューマン『ミルテの花』献呈

ヴォルフ『メーリケ歌曲集』四季全て春

ワーグナータンホイザー』夕星の歌

を予定しています。同じく交野出身の、若手ソプラノ長町さんとの重唱もありますよ!

コーラスのみなさんともご一緒したことがあり、またお会いできるのが楽しみです。

また、いつも力をお貸しくださる前田さんが今回もお誘い下さり、また8月にもお力添え下さり(え?何って?情報解禁まで待ってね〜)ありがとうございます!

交野近辺、北河内のみなさんぜひお越しください!

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久しぶりにマッサン採寸会へ

黄金週間は巷は10連休!!ということで、今日のうちに折れた肋骨の具合を見てもらいに朝から整形外科へ。

経過は順調、歌う時以外はコルセットは必要なし、1ヶ月後痛くなければもう病院に来なくていいとのこと。とりあえずホッ。

耳鼻科でアレルギーの薬も貰って、さらに時間があったので中野のマッサン採寸会へ。今日は小物のみの購入予定。

こんな午前中から来る人いるのかな?っていうのは歌科の考え方。結構混んでます。 

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私は股ずれが激しく、力布をしっかり大きめに入れてもらった今のタキシードが重宝しています。

今日までですよー!

実は、ミュージカル、苦手です。

もうすぐ元号が変わります、いや、皆さんよーくご存知ですよね。

 昭和生まれの私は、平成に元号が変わった時との違いにびっくりしています。よく考えたら当たり前なんですけど。「昭和」64年になってすぐの陛下の御崩御、悲しみの中「平成」が産声を上げ、今年は生前退位で労い、新しい時代への期待や不安とともに「令和」がやって来ます。

(「元号」「年号」の違いについてあまりよく分からなかったので「元号」に統一しています)

元号「令和」になって5日目のこどもの日、豊洲でこんなコンサートに出演いたします。

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決して怪しいものではございません(笑)演奏家集団です。

今回はオペレッタとミュージカル特集です!

軽く汗ばむ陽気の黄金週間を陽気に締めくくりませんか!

…とは言ってみたものの、実は私、ミュージカルがあまり得意ではありません。歌うだけでなく聴くのも。イマイチ音楽そのものに魅力を感じない、作曲家は勝負かけてんのかな〜って、安っぽく感じてしまう事が多くて。観ても、あー楽しかった!でももうええわ。で終わる事が多い。不朽のミュージカル映画サウンド・オブ・ミュージック」でも曲によって好き嫌いがあります(舞台はかつてCMで見る気が失せました)。

あくまでも個人の感想です。

オペラはルネサンス期からの歴史があり、たくさんの作品が淘汰されてきました。オペレッタはそれに比べて歴史が浅く、それでも「こうもり」「メリー・ウィドウ」以外の作品は曲にムラがあったり台本が弱かったりであまり演奏されません。ミュージカルはまだその過程途上なんじゃないかと考えたりもします。

でもミュージカルの音楽には私の知らない何かがあるんじゃないかと思って出演することにしました。本番当日の舞台の上で何かを見つけられるように、もう一足掻き二足掻きしたいと思います。

まだまだチケットございます。私や出演者にご連絡お待ちしております。

青春オペラのおっさん役でした

先週の日曜は稲城市民オペラ『ラ・ボエーム』の公演でした。

キャスト、合唱、オケ、指揮、演出、スタッフ、お客様まで、全て一体になった暖かい公演でした!1ヶ月前、肋骨を折った瞬間には覚悟しましたが、この1週間は痛みも引きコルセットで固めれば歌えるようになりました。ただし息が入らないのでブレス、こまめに、多い、です。稽古場では皆さん暖かく支えてくださり、日を追うごとに揺さぶりにも対応できるようになりました(笑)

こんな公演はそうそうないな…とちょっとロスかも。

皆々様、そんなわけで迷惑かけたにもかかわらず大変お世話になりました。ありがとうございました!!

写真は当日のホールの裏手の桜と、カフェのチョコシフォンセット。桜は公演当日までもってくれて、ここのシフォンは安くて美味しい。

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🍓浸透圧🍎

昨日からイチゴジャム作っています。まだ途中です。

初めて作ったのがりんごジャム。どんどん皮をむいて銀杏切りにしてグラニュー糖に漬け込むと30分くらいで浸透圧りんご液がしっかり出てくる。あとは煮るだけ!

…って感覚で2年前、初めてイチゴジャムに挑戦。あれ?全くイチゴ液が出ない!?よく考えたら当たり前で、りんごは切り刻まれて銀杏切りピースの全面細胞膜が破壊されていますが、イチゴは特売の規格外に小さいものばかりなのでヘタを取っただけ。細胞壁ブロウクンな場所は極端に少なく、しかも外側の細胞壁は頑丈であるからして、砂糖の浸透圧になかなか負けない。

ここで、浸透圧の話。半透膜で仕切られた二つの溶液の濃度の差が小さくなるように働く力…正確に言うと濃度の低い方に溶液から高い方へ溶媒が流れて同じ濃度になろうとするが、高い方に圧力をかけるとその流れが止まる。この圧力のことらしい。…とすると「浸透圧りんご液」とか、誤った用法ですな。

話戻して去年は朝八百屋、昼前にかけて仕込み、8時間ほど置いて夕食後火にかけました。

で、今年は…丸一日置くことにしました。今朝見てみると、かなりイチゴ液が出てきています。お昼まで我慢して、レモン絞って汁を火にかけたいと思います。

その前に瓶の煮沸しないと。

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新年度…になってた

新しい背広や制服…新年度が始まりました…いや、始まっていました。会社員や学生ではない私は実感が湧きませんが、街を歩いていて初々しい緊張感を感じます。

さて、まだ肋骨はくっついていませんが、今月『ラ・ボエーム』というオペラに出演いたします。演奏される機会が多く人気のあるオペラですが「ラ・ボエーム」とはなんぞや?より聞き覚えのある言葉だと「ボヘミアン」。昨年映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしましたが私が思いつくのは葛城ユキです。

パリの若い芸術家達。友と高き理想を語り合い、伝統に縛られない自由奔放な暮らしぶりから「ラ・ボエーム」と呼ばれていました。その一人、詩人ロドルフォとお針子ミミの恋を中心にこのお話は描かれていきます。1〜3幕は冬の場面、数ヶ月後の4幕は春から初夏辺り、このオペラの大部分は冬です。なのに清々しい、春が似合うオペラなんです(一言で片付けすぎって言われそう…)。私はその中で唯一のオッサン役って言いながら2役ですが、大家さんと議員さん。芸術家達の奔放さに翻弄される役どころです。

今週末なので皆さん来てね!と言いたいところですが、残念ながらチケットは完売。

満場の客席に清々しい風が感じられる公演になりそうです。

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桜満開!

今日は2週間ぶりの整形外科診察日。肋骨の経過は順調、だけど骨折箇所を更に1箇所発見、3箇所骨折と判明しました。なんか違う箇所も痛いなあと思っていたんですよ。

薬局で新たに湿布を貰い、近くの公園へ。すると桜が満開に!木々からも若葉が萌え出て、淡い水墨画のようで四季の中で大好きな瞬間の1つです。

近所の小学校ではオオシマザクラが満開、ソメイヨシノに負けてへんで!と清潔感のある白い花びらと若葉が、命湧き出る「春」を感じさせます。

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こっちがオオシマザクラ